Logitec LPM-CA10でPCカードを読み書き

ロジテックから発売されているDOS/Vマシン用PCMCIAカードアダプタLPM-CA10をX680x0に接続してみた。
このアダプタはSCSIで接続し、HDDカード、SRAMカード、フラッシュメモリカードを読み書きするもので、対応機種であるDOS/Vマシンで使用する場合は、専用のドライバを経由してアクセスするようになっている。
通常の状態ではX680x0に接続しても、リムーバブルなメディアとしてしか認識されず、SCSI装置の直接読み書きすらできないけど、このアダプタにあるディップスイッチをハードディスクモードにすると、見事にリムーバブルなHDD(MO)として認識された。
SCSIドライバには、フリーソフトウェアsusieを使用した。config.sysに「device=susie.x -id5 *:」の1行を追加するだけ。
このアダプタ自体は、通常のMOドライブや、HDDのような筐体となってて、背面もSCSIコネクタが2つ、ID切り替えスイッチ、電源スイッチと一般的な構成になってる。
尚、定価は39,800円。大阪・日本橋J&Pテクノランド等で取り扱ってるけど、取り寄せになる場合が多いっぽい。
これで、HP200LXフラッシュメモリカードを問題なく読み書きする事ができるようになった。全ては、susieIBM PC互換機のMS-DOSのFDISKでフォーマットされたハードディスクのドライバを内蔵していてくれたおかげ。
他にPCカードを扱うアダプタとして、インターマートシステムズのPCD500等が大阪・梅田のT・ZONEで29,800円。大阪・日本橋のOAシステムプラザで34,800円。カードモデム+カードモデムアダプタという構成のサン電子のMS144CF-Aが大阪・日本橋のT・ZONEで19,800円。同じく大阪・日本橋J&Pメディアランドで19,800円。通販を受け付けてくれる店もあるので、PCカードを扱えるマシンを持ったX68kユーザーは狙ってみるのが吉。
尚、今回の接続テストはX68030(FPU、MMU、12MB)+Mach-2にて行った。